シャイで奥手な彼をその気にさせる方法を教えます
牛さん、はじめまして。
恋愛コラム、とても楽しく拝読させていただきました。
特に、タヒチの結婚事情は読んでいて爽快でした。あんなふうに人間の生理にあった結婚・育児のシステムを持っているところがあるのだなと…。
実は私も一つ質問させていただきたいことがあります。
俗に言う「シャイな人」には、どんなアプローチをしたらよいものなのでしょうか。
とても感じの良い人で、妙な言い方かもしれませんが、一緒にいると時々自分の方から襲いたい?気分に駆られます。
私よりかなり年上で、仕事の上でも大先輩で、その実力・信念・実行力については勿論尊敬もしています。…が、一人 の人として見ると、たまらなく可愛いらしいところがたくさんあって、私は彼と真面目くさって仕事の話ばっかりしているのがじれったい気持ちになってしまいます。
でも彼の方は、仕事に関して話すべきことがなくなってしまうと何となく緊張した面持ちになり、じ~と私の眼をみつめたまま黙り込んでしまいます。
やはり牛さんがコラムでも書かれていたように、単刀直入に「好きだからデートして欲しい」と言うのがいいのかな?と思ったり。焦らずに、彼のほうがもう少 しリラックスした状態で会える機会(そういうチャンスは絶対にあるはず)を待とうと思ったり。
顔を合わせるたびにどっちにしようかと揺れている状態です。
By タカミヤ想
タカミヤ想さん、ご感想ありがとうございます。
想さんはメールから感じる雰囲気はとても明るくユーモアのある人のようですね。
僕はそんな人が大好きです。
今回は、そんな人を想定して僕からの勝手なアドバイスを書いてみましょうか。
妙な言い方かもしれませんが、一緒にいると時々自分の方から襲いたい?気分に駆られます。(略)一人の人として見ると、たまらなく可愛いらしいところがたくさんあって・・・
という件(くだり)にお相手とあなたとの距離感や、それがあまりにも歯がゆい感じが滲み出て微笑ましいですね。
きっと急に相手にかぶりついて驚かせたい衝動なんかがあったりするのではないでしょうか?(笑)
単刀直入に言っても間違いではないでしょうが、こういうシャイな人には必要なだけの時間と、十分な心の準備をさせてあげましょう。
というよりも、こういう楽しい恋のシュチュエーションなら出来るだけ長くする方が楽しいじゃないですか。
単刀直入に「好きだからデートして欲しい」と言うのがいいのかな?と思ったり。焦らずに、彼のほうがもう少しリラックスした状態で・・・
シャイで真面目な人に「デート」という言葉をはじめに言えば、OKだとは思いますが、デート当日にプレッシャーを与えるかもしれませんね。
料理の話などから「食事に連れて行って下さい」程度くらいからの方が彼もリラックスすることでしょう。
これが女性とのデートに慣れている人なら問題ないでしょうが。
シャイで真面目な人なら、デートの途中も彼が何を喋っていいか判らなくなりそうですね。
そこで特にその人と早く親しくなりたいようなので、僕がその秘訣を伝授しておきましょう。
男性が女性を口説く場合、あるいは女性が気に入った男性を誘惑する場合、どんな口説き方、誘惑の仕方が最高の方法だと思いますか?
少し考えてみてください。
僕はどちらの場合も、自分からは直接の言葉も行為もなく、「ほのめかし」の囁きや態度で、相手にそうあってほしい態度をとらせたり、相手に言葉にして言わすことが出来たら、それが一番の口説き方、誘惑の方法ではないかなと思ったりします。
「恋」は「愛」とは少し違うものです。
「恋」はときめきがあり、出来るだけそのプロセスを二人で楽しめばいいと思います。
恋が上手に出来る人は、人生をオシャレに楽しむことが出来る人だと僕は思います。
恋においてもっとも楽しめるツールは会話です。
想さんのお相手のようなシャイで真面目な人をその気にさせる会話のコツを伝授しましょうか。
彼は仕事の話は出来るけど、それ以外の話はまったくしない。
よくいるタイプかもしれません。
でも仕事のことだけしか考えていない男というものはまずはいま せん。
ただどう話せばいいのか判らないのです。
そして崩れた会話もどの程度にすればいいのか加減がわからないので、黙っているのだと思います。
彼と二人で食事している時に、ちょっとHな話をしてあげましょう。
もちろんあなたのことではなく、友人の話として。
作り話でもいいのです。
最初はサラリと 話す方がいいでしょう。
そしてその話はあまり長くせず、仮に彼に反応があっても短く切り上げて次に彼の得意分野の仕事のことなどを質問します。
この時、Hな話題も特別なことではなく、仕事の真面目な内容も同じような調子で話すことがミソです。
これを不自然がない程度で、会えば毎回繰り返します。
Hな話題も仕事の真面目な話題も、まるで同じレベルで話すと相手は二つの話がそう違和感がないような感覚になってきます。
男性が女性にこれと同じ調子で会話をすすめていると、その女性は自分のH体験を勝手に喋り出します。
最後には「え、わたしそんな事まで言ってしまったの!」となるものです。
シャイな男性にこういう会話を続けているだけで、かなりリラックスしてくるものでしょう。
そういう中で、彼はあなたを誘う言葉をいつしか言うかもしれません。
功を奏すればね。
やはり女性なら男性に誘われて親しい関係になりたいものすですよね。
そうして貰えるように、それまでのプロセスを大いに楽しみましょうよ。
上手な恋の会話とは、相手にイメージを沸かすことです。
人間イメージが沸けば、そのイメージの方に自然と進みます。
これも力まず「ほのめかし」であり「囁き」ですよ。
まあ他にも恋の助走を楽しむ方法はたくさんありますが、考えたりイメージするのもこれまた会えないでいる時間の楽しみです。
「恋」は上手にすれば、いくらでも楽しめるものです。
想さんの場合も、焦らずたっぷり時間をかけて「恋」を楽しんでください。
そして人生をオシャレに楽しめる人になってください。
また「恋」の報告をお待ちしております。