恋愛には羞恥心を捨てよ、そして心に銃を持て
今回の内容は、主に男性の方々のために書きました。まあ女性の方々でも、いろんなシーンに応用出来るかもしれませんのでご参考に。
誰しも異性にモテたいと思うのはやまやまですな。
世の中にはモテるやつと、そうでない二通りに必ず分かれるわけです。さて、どちらの方がいいかといえば、やはりモテるタイプになりたいわけですよね誰しも。
自分で考えてモテる方だと思う人は、たぶん僕の恋愛コラムなんか読んでないでしょうね。恋に悩んだり、どうしたら意中の人と結ばれるだろうなんて考えている方がお読みになっているのではないでしょうか。
ではモテないと心当たりのある方、その理由はなんでしょうか?
まあ、人それぞれに思い当たるフシはあると思いますが、とことんその理由を究明する人も少ないでしょうね。原因を改善しないことには、これからする恋もこれまでと同じ結果になるのは目に見えていまっせ。
恋でも人生でも僕達はいろんな敵と戦っているわけですが、その一番の敵は何かと言えば「自分自身」なんですね。その中でも特に強敵なのが「恐怖心」という敵です。
「恐怖心」の中にもいろいろな種類の恐怖心がありますが、とくに恋を邪魔する恐怖心は「傷つきたくない恐怖」なんですね。
告白した時に相手に断られた時の傷つく自分を想像したときの恐怖。みんながいる前で、好意を持っている女性を外に連れ出したいのだけど、断られてそこに居づらくなる恐怖。自分の周囲には出会うチャンスがないのに、出会いの場へ踏み込んでいくことへの恐怖。などなど・・・
結局なにもしないことになるので、出会いもチャンスも好きだと思える人も彼女もすべてないないづくしの結果になるという当たり前の結果ですわ。
「自分はプライドが高いから」などと思ってる人は大きな間違い。
自分で自分のプライドが、などという人ほどプライドの本当の意味を分っていないものです。そういう人が言うプライドの意味は、せいぜい見栄とか体裁のことです。
この「傷つく」という心理状態は「辱めを受けたように傷つく」から「恥ずかしい」というシンプルな感情へとなります。たとえ相手からの些細な拒否反応でも、とてつもなく侮辱されたり辱めを受けたと受取るのですな。
大袈裟や、っちゅうねん!
中には逆ギレしてしまうヤツもいますが、これはもう論外ですが、こういう人の「恥」に対する概念はもう異常としかいいようがありません。屈辱感いっぱいで自分を見失ってしまうのです。
では「恥ずかしい」と思う感情を克服するにはどうすればいいのでしょうか?
事は簡単、慣れればいいのですよ。それが僕がいうバカの勧めです。どんな人の前でもバカが出来るよう自分を慣らしたらいいのです。
僕などは数年前、僕の誕生日にみんながプレゼントにセーラー服を貰いました。せっかくだからというので、そのセーラー服を着ましてね、全員の前に出て恥をさらしたものですから、その時点でもうこれ以上恥ずかしいことなんてないですわ。
でも僕のそのセーラー服で、その場は大いに盛り上がったものだから、僕にとってそのセーラー服は「恥」の象徴じゃないんですね。自分の中の「自信」の象徴なんです。
「恐怖心を捨てて戦え!」と、言われても「はい、わかりました明日から捨てます」などとも簡単には出来ませんな。
じゃどうするねん?
中身で勝負ですわ。
よほど外見がキムタクみたいな人は、どうぞ気取っておいてくださいな。でも我々気取っていても寄って来るのはハエか蚊くらいなもんでっせ。そうちゃいまっか?
ここだけの話ですけど、「彼女が欲しい、彼女が欲しい」と言ってるヤツほど、アホばっかりですわ。女の子でもそうですが「いい男がおらん」と嘯いている子ほどアホですね。
せめて本を読みなさいよ。せめていい映画を観て、センスを身に付けなさいよ。と言ってみても、そういう輩ほど全然勉強しないのね。
素手で強敵と戦えないのなら、数多い武器を持つのですよ。
武器をいっぱい持っていつも磨いて使いこなせるようにするのね。そうすれば少しは勇気が出てくるでしょ。勇気が出て経験を積めば、自信になるのです。
そういう自分の武器を携えて「羞恥心」という敵と常に戦っていくのですよ。
恥をかくことはけっして恥じゃありません。
恥ずかしいと思い、何もしない姿勢こそ恥ずかしいのです。