先日映画化されたルックバックの事を思い出し、急遽上映館に行った。
僕の家からは上映館があるミント神戸までも徒歩10分で行けるので、とても便利。
ルックバックというのはアニメ作品でわずか58分の作品だ。
原作はチェーンソーマンで有名な藤本タツキが2021年に読切漫画として世に出した作品。
▼ルックバック立ち読み(原作)▼
ルックバック – 藤本タツキ | 少年ジャンプ+
学生新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートからは絶賛を受けていたが、ある日、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと先生から告げられるが…!…
ネット検索しても分かる通り、この作品は原作にしろアニメ化作品にしろ超絶賛されている内容だ。それも漫画ファン、アニメファン以上に漫画家やアーティスト達というクリエーターの人たちもこぞって高評価を与えている。
僕ももちろんそう思う。
今年に入って最もおもしろく感動した作品ではなかろうか。劇場では若い子たちが多く、中には涙して鑑賞している人も少なくなかった。
僕の好きな芸人でもあり作家の又吉直樹もこの映画を解説しながら絶賛している。
何がそんなにこのアニメの中には人の心に刺さるところがあるのか、ということは劇場へ行き観る事が一番正論なんだけど、僕的に思うことは誰もが歩んで人生の中でオーバーラップする部分がふんだんにある、というとこじゃなかろうか。
周囲から持ち上げられて有頂天になった時期。でもそれがある時にものの見事に崩れ去った挫折。ライバルとして敵対視していた友人。その人から認められたという最大の喜び。最も大切にしている人との永遠の別れ。もし、あの時〇〇しなかったら、という一生背負う後悔、、、等々
その人間としての最大の喜びや、救いようのない悲しみが58分という作品中に叩き込まれている。
観ずして死ねるか!
みたいな今年一番の劇場映画です(^^)
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