神の眼

私たちは誰もがこの世に使命(ミッション)を持って生まれてきています。

使命を持たずに生まれてきている人は一人すらいません。

「使命」と言えば何か大層で特別な人だけが背負っているもの、みたいにイメージする人もおられるかもしれませんが、それは違います。

あなたにも「使命」はあります。

こういう風に考えて見て下さい。

あなたは1日生活を送るにも、多くの人の手を借りて生きているわけです。食事をするにしても魚は漁師さんが取ったものを幾人かの手を渡り、あなたの手元に届きます。

会社などの目的地へ行くにしろ電車やバスという交通機関を利用します。そこにはその交通を動かす多くの人がいます。

大好きなTV番組を観るにしろ、その出演者やその番組を制作している多くの人、放送局の人などを通じてあなたは視聴することが出来ます。

居心地がいいあなたの好きなレストランやカフェを楽しむにしろ、そのお店のオーナーや調理人、ホールサービスの人でその空間は出来ています。

そう考えれば、どれほど多くの人の手を借りて私たちは生活をしていることかわかると思います。

では、そういう社会の中で「はて、ではわたしは何を誰に提供しているの?」と思うかもしれません。

会社勤めをしている人なら、その会社が社会貢献をしている中であなたもその役割を担っています。

結婚して家庭をお持ちの方なら、子育てや家族を守るということもあなたの中の一つの使命であります。

ですので人間というものは、自分以外の多くの人たちとの関りにより人生を作っているということなのです。

そして人間は誰一人同じ人はいません。

それゆえ、その人特有の「能力」というものも必ず持ち合わせているものです。その能力こそ、あなたがあなた以外の人たちに貢献出来るあなたしか出来ない「使命」なのです。

その能力はそれこそその人固有のものなので、ジャンルも技術も様々です。様々だからこそ、人は共存出来るのです。

それは絵を描く能力かもしれません。

それは人を教える能力かもしれません。

それは人に見られて憧れられることかもしれません。

それは人を癒すことかもしれません。

それは自分を表現することかもしれません。

能力は無数にありますが、それを必要とする人は必ずいます。

あなた自身は自分が出来ることなので、その能力を大したものでもないと思っているかもしれませんが、あなたと同じことが出来ない人の方がはるかに多い場合だってあります。

そういう場合は、そのあなたの能力は非常に価値の高い「使命(ミッション)」となります。

ライフコードはそのあなたの「能力」見出す手法でもあります。

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