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心の進化は外部情報を遮断し自分で在ろうとする時間に比例する

インターネットやらAIなど目まぐるしい進歩で、私たちの生活は昔と比べて遙かに便利になってきました。

20年前からみれば誰が一人に一台パソコンを携帯して持ち歩く時代になると思ったでしょう。

わからない事や調べたいことがあれば、外出先でもすぐに調べることが出来たり、何かを伝えたい相手には世界中何処へでも連絡することが出来るようになりました。

日々の少しずつの変化ですのであまり気付きませんが、見違えるほどの変化となっています。

ではインプットされる情報が多ければ多いほどいいのか、と言えば僕はそこには失われていくものもたくさんあると思います。

その一つには「自分で考える」と力です。

どうしていいかわからない事はインターネットで検索して、即見つけた答えに同調する。

それはある疑問が湧いたら自分でその問題を一旦考えてみる、という大切な工程の損失だと思うのです。

それを習慣にしていると独自の考えを持つということが少なくなります。

独自の考え方というのはその人のパーソナリティでありアイデンティティでもあると思います。

そういう人が最近では多くなってきたのではないかと感じます。

人間にはその独自の生き方があり、またその人なりの生き方をするべきだと思います。それが最も重要であり、人間は違う個性の集合体で社会が上手くいくとも思います。

その人間の能力を回帰させるために僕は「瞑想」を奨励し、時には教えたりもしています。

瞑想を経験した人は分からないと思いますが、瞑想とは外部を遮断し自分の本質へと還る一つのツールです。

起きている間のほとんどをスマホ片手にしている人が多いと思います。自分以外の人と繋がることも確かに大切ですが、それを切り離し自分の本質とコミュニケーションすることもより大事です。

あまりにも多すぎる情報は人間の脳をフリーズさせるというデータもアメリカの調査でわかったらしい。

アホにならないよう、自分還りの時間も持つようにして下さい。

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