表題でなんのこっちゃ?
と思われるかもしれませんが今回のテーマはこれです。
パーティーでよく初対面の人と話すのは苦手だと言われる方が多くいます。
また逆に初対面の人とでもなんら抵抗なく喋れる人もいます。
今回の表題は初対面の人と話すときのコツです。
初対面の人が多いパーティーなどで、まず話しかけるのは男性の役目です。
女性はまずは話掛けられる側です。
まあこれは古今東西、そんなもんでしょう。
でも最近では、どうも傾向が逆になってる場合もありますが、それは女性が黙り込む男性に痺れを切らして仕方なく話掛けているようです。
それではほんまはあかんがな。
女性が男性に話掛けられるとき、その相手により受ける印象はもちろんまちまちでしょう。
感じの良い人や、「どうもこの人なあ」みたいな人もいる。
酷いときには嫌というサインを露骨に出して、お尻を向けられている人もいる。
この違いはなんでしょう。
もちろん外見的なこともありますが、その多くは話し方です。
言ってみれば早くその人と親しくなれるコツみたいなものです。
人は誰でもまったく他人に心を閉ざしている人はよほどでないといません。
ましてやパーティーの席に参加する人は、むしろ積極的に親睦を求めているはずなので、心はかなり間口を広げている状態なのです。
オープン・ザ・ハートな状態。
が、しかし!
なのです。
そこに大きな落とし穴がある。
かなり心を開いているからといって、あけすけになんでもかんでもその人の中に立ち入って良いというものではないのです。
親しくなるというのはその人のボーダーラインの中に入らせてもらうことです。
いきなりその人の心の中まで入って良いというわけではありません。
表題に「家」を例えて書いていますが、まさしくこれは他人の家に入らせてもらうことによく似ています。
家は出入りするところなので、必ず玄関口というものがあります。
普通はじめての人の家を訪問するとき、まずは家の前に立ち呼び鈴を鳴らしてその家の人の応対を待つでしょう。
そして「どうぞお入り下さい」との返事を待って、「お邪魔します」と玄関のドアを開けて入って行く。
それが常識ある他人の家への訪問の仕方です。
人もこれと同じなのです。
誰でも自分の中に入ってきても良い、心の玄関を持っているのです。
でもそれは家と同じように、みんながみんな同じ作りではありません。
南東の角に玄関がある人、南の中央にデンと玄関を構えている人とまちまちです。
初対面の人と親しくなるには、その人の心の玄関口がまずどこにあるのかを確認しなければなりません。
知らない人が勝手口から親し気に入ってきたら、あなたはきっと驚くでしょう。
窓から身を乗り越えて入ってきたら恐怖を覚えることでしょう。
「私に近づくには、まずはここから入って来てね」という生理的窓口があるのです。
とくに女性の多くの方は。
それを間違えて入っていくと、全然ダメ。
「あの人、生理的にイヤ!」となります。
これは入っていく場所を完全に間違えているからなのです。
少々乱暴や、キツイ冗談を言う人でもこの入り口を間違えていなければこれが全然OKになるわけですな。
接するときにはこれが大切ですね。
女性に限らず、この心の入口はもちろん男性にだってあります。
お間違いなく。
下ネタだってこの手順を踏めば、楽しいものとなりますよ。
誰だってH系はみんな興味があることなのでね。
下ネタ自体が下品だとか嫌らしいんじゃなく、その話しをする人が問題なわけですね。
話す人により同じ下ネタだって単なる顔をしかめる卑猥な話しにもなるし、爆笑する楽しい話しにもなるんです。
今回のポイントは、人には入って来てもよい心の入り口があり、まだ親しくない間柄の時は必ず用意された入口から入ってあげましょうということです。