風が吹けば桶屋が儲かる

巷で不倫の現場が一番多くなる季節というのをご存知ですか?
それは8月を終えた9月初め頃の季節なんですよ(^^)
なぜ僕がそんな事を知っているのかと言えば、リサーチしたことがあるからなんです。
僕はマーケティングを教えている関係で、世の中の動きというのに興味があって「なぜだろう?」と思うことは自分が納得するまで調べる性癖があるんですね。
「モノが売れるタイミングっていつだろう?」とフト思った時に、いろんな女性に実際聞いてみたんですね。
「不倫がいつ多いんだろう」と思ったんじゃなく、女性の購買意識が高くなる時をリサーチしている時に、本音を語ってくれる女性たちから話を聞いているうちに分ったことなんです。
なぜ不倫が8月が終わったとたん9月頃に急増するかと言えば、8月は子供の夏休みがあるからなんです。
子育て中の女性で子供が家にいる時間が多くなると、それだけ手が掛かる。おまけに週末には旦那もいるので、余計手が掛かる。
手が掛かるという事は自分の時間も減り、ストレスが溜まる。
それが1ヵ月半も続けばストレスは最高潮を迎えます。
そして新学期がはじまる9月になると、一斉にそれまで溜まったストレスを晴らそうとする。
女性がストレスを晴らす手段は当然買い物と食べることです。
そして不倫相手がいる人は、それまで合瀬がなかなか取れなかったので一気にそのストレスを晴らすために浮気相手と会う時間を作るという次第です。
実際9月初旬くらいにラブホテルを覗いてみると、昼間から駐車場は満車状態でした。
昔から「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺があります。
これは、、、、
風が吹くと土ぼこりがたって目に入り盲人が増える。
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盲人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増える。
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猫が減るとねずみが増え、ねずみが桶をかじるから桶屋がもうかって喜ぶということ。
ということから、何か事が起こると、めぐりめぐって意外なところに影響が及ぶことのたとえです。
そういうことが分かって以前商品などのキャンペーンをする時期を年に3回ある学生の休暇明けに行っていたことがありました。確かによく売れたのを覚えています。
何事もふと「なんでだろう?」「これってどうなってんの?」という些細な事を深く追求していけば、思わぬ発見があるものですよ。