女性性の時代

僕は1995年に阪神大震災で被災して失業している最中、することがなく毎日麻雀に明け暮れていました。
その時雀荘代わりに使っていた友人の家がたまたまパソコン教室だったことでインターネットなるものを知りました。
まだニフティ通信と呼ばれていた時代でモノクロのBBSの中で人が交流しているものを目の当たりにし、これからは個人が情報発信出来る時代なんだと直感して、その後独学でインターネットを習得して生業にしました。
そして今はインターネットを使ったビジネスを教えることもしています。
インターネットの発祥からずっと見てきている中でわかったことは、インターネットのツールというのは女性性のツールだということです。
その女性性のツールが流行ってきたということは、時代が男性性から女性性に変わってきたということ。
それは2008年をピークに拍車がかかりました。
それまでは男性性的なやり方が主流を占めていましたが、2008年以降はビジネスでも女性性的な方法でしか集客が出来ない時代となりました。
その現れがSNSというツールの爆発的な流行です。
その昔はmixi、それからツイッター、facebook、YouTube、instagramと次々と人々が情報を共有するツールが出て来たことでも明らかです。
だから今は女性性的なビジネススキームを構築しないと思うようにお客さんを集めることも出来ないし、増やす事も出来ません。
そのビジネススキームのことを「コミュニティビジネス」と僕は名付けて呼んでいます。
コミュニティを作り、そしてそれを上手くオペレートしていくことがビジネスの成功の鍵です。
企業を見ていても強いコミュニティが出来ている企業は成功しています。
世界で最も成功しているアップルにしろ、強烈なアップルファンという顧客の構築に成功したから。
日本でこのコミュニティ化で一番成功しているのはAKB48などプロデュースした秋元康氏。ファンを完全にコミュニティ化している。
ビジネスで成功するにはまず時代を読む力が必要です。そしてその時代に最もマッチするビジネススキームを構築する必要があります。